2016年9月13日火曜日

9月18日 『マワリテメクル小宇宙 日本の暦と季節の養生』 アグレアブル・ミュゼ

9月18日
『マワリテメクル小宇宙 日本の暦と季節の養生』

アグレアブル・ミュゼ

私たちは大宇宙の中で生かされています。そんな私たちの体の中には小宇宙がひろがっています。陰陽五行を理解すると大宇宙(自然)の変化と小宇宙(体)の変化を敏感に感じ取ることができ、病気の流れが分かるだけでなく、食べ物を使って予防することができるようになります。季節と臓器、食べ物、出やすい症状、感情との関係から、健やかに生きる秘訣を学びましょう!
今回は、全国で活やく中の冨田貴史さんと岡部賢二さんのコラボ講演です。2 人の貴重な講演とトークが聞けるまたとない機会ですので、ぜひお集まりください。

開催日:2016 年9 月18 日(日)
時間:19 時~22 時
会場:agreable*musee  *国立駅北口より3分
参加費:3,500 円(お茶付き)
*18 時より玄米ベジカレーなどカフェオーダーも承ります。(別料金)

◆タイムスケジュール◆
19:00-19:50 冨田貴史 「日本の暦と季節の養生」
20:00-20:50 岡部賢二 「五つの季節と五臓の関係」
21:00-22:00 岡部賢二&冨田貴史 「今、健康について伝えたいこと」

●13時より 岡部賢二さんのトークもあります。
月のリズムでダイエット~「生命力」を目覚めさせる暮らし方~
https://www.facebook.com/events/1154892007915353/

岡部賢二(おかべ けんじ)
ムスビの会(福岡県朝倉市)主宰。フードアンドメデルカルコンサルタント。正食協会理事。九州を拠点に全国でマクロビオティックや食育の講演を行う。講義内容の豊富さ、奥の深さやユーモアたっぷりの口調にファンが多い。
著書に「マワリテメクル小宇宙~暮らしに活かす陰陽五行」(ムスビの会出版)、「月のリズムでダイエット」(サンマーク出版)、「からだのニオイは食事で消す」(河出書房)、「ぐずる子・さわぐ子は食事で変わる」(廣済堂出版)、「月のリズムで玄米甘酒ダイエット」(PARCO出版)などがある。
http://www.musubinewmacro.com/

冨田貴史(とみた たかふみ)
冨貴工房代表。大阪府中津にて養生のための衣食を自給する「冨貴工房」を営む。ソニーミュージック~専門学校講師を経て、全国各地で年間300本以上のイベント・ワークショップを続けている。ワークショップのテーマは暦、エネルギー、手仕事など。疎開保養「海旅camp2015」共同代表。「21st century ship 海旅団」代表代行。「『原発事故子ども・被災者支援法』を活かす市民ネット」代表。著書に「春夏秋冬 土用で暮らす。五季でめぐる日本の暦」(共著/主婦と生活社)などがある。
http://takafumitomita.blogspot.jp/

[会場・お申込み]
agreable*musee アグレアブル・ミュゼ
国分寺市光町1-42-8 *国立駅北口より3分
http://www.agre.jp/
※お申し込みはFB参加ボタンのみではなく
メールまたはお電話にて受付させて頂きます。
Email: main@agre.jp  TEL 042-577-7353

9月15日『暦と暮らす。― 中秋の名月を味わう ―』@アグレアブル・ミュゼ

9月15日

『暦と暮らす。― 中秋の名月を味わう ―』
アグレアブル・ミュゼ

9月15日、中秋のまさにその日。
月にまつわるお話とお食事を、ご一緒に味わいましょう。

【昼の部】月読みと日本の文化 
【夜の部】月の暦を使って暮らす 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
月のことを考えて暮らしたこと、ありますか?
私たち日本人にとって月は、古代太古から農耕や狩猟の時期を知るために使われ、詩に詠まれ、信仰の対照になり、農業や行事などの暦として仰ぎ、生かしてきました。
日本の文化は月とともに生きてきた、といってもいいでしょう。

なのに今日の私たちの暮らしの中では、なんと月を見ることが少なくなったことか。
月から私たちへ、メッセージが送られているにもかかわらず。
月からのメッセージの受け取り方さえ、わからなくなっています。

そこで、日本人の心の中に組み込まれた“月”との文化を、中秋のこの日に呼び起こしてみませんか?

昼の部では、月と日本の文化について、夜は、月を軸にした毎日の暮らし方を、今回お話くださる冨田貴史さん、スイーツを提供くださる植松良枝さんの共著書『春夏秋冬 土用で暮らす。』を交えながら、お話します。

そして食するのは、この季節の体に合った滋味なる食事と、月夜にふさわしいお楽しみのスイーツをご準備します。
耳から目から、お腹の中から、月との暮らしを味わいましょう!


【昼の部】月読みと日本の文化  12:00~14:00
【夜の部】月の暦を使って暮らす 19:00~21:00

会場:「アグレアブル*ミュゼ」 国立駅北口より徒歩3
    東京都国分寺市光町1-42-8
    http://www.agre.jp/

参加費: 各5500円(昼、夜とも)
お話: 冨田貴史
料理: いしだひさや ― 体清める発酵料理
スイーツ: 植松良枝 ― チェーベースの薬膳スイーツ
(チェー=ベトナムのカスタマイズできる伝統スイーツ)
 皆様それぞれにチェーのカスタマイズをお楽しみいただきます!

会場では、おすすめの調味料、三重県鈴鹿の東海醸造の長期熟成豆味噌、長期熟成たまり醤油、特製三年番茶「神農茶」と、著書『春夏秋冬 土用で暮らす。』を販売いたします。

定員: 12名(定員になり次第、締め切らせていただきます。お早めにどうぞ)
申し込み: アグレアブル*ミュゼ までご連絡ください
      ℡042‐577‐7353  Email: main@agre.jp


冨田貴史(とみたたかふみ)
「冨貴工房」主宰。大阪中津にて養生のための手仕事を行う「冨貴工房」を営む。天然味噌や鉄火味噌、黒炒り玄米、梅干黒焼き、草木染め麻褌や手拭いの製作をしながら「町の中でできる自給」を活性する場づくりとしてワークショップ、暦の講演、大豆の共。同栽培などを行っている。著書に『春夏秋冬 土用で暮らす。』(主婦と生活社刊)

植松良枝(うえまつよしえ)
料理研究家。日本の四季に寄り添い、季節感あふれる食と暮らしを提案する。各メディアでの情報発信と、旬の食材を使った料理教室を主宰。東京近郊に菜園を持ち、野菜とハーブを育てることをライフワークとする。『育てて楽しむはじめてのハーブ』(家の光協会)など著書多数。近著に『春夏秋冬 土用で暮らす。』(主婦と生活社刊)。

いしだひさや
料理“冒険”家。東京・国立にて、上質な暮らしを提案するお店「アグレアブル*ミュゼ」にて、主に料理を担当。季節や気候、体や心の動きに合わせたやさしい料理を提案する。何が出てくるか…は、そのときの天候と素材次第のお楽しみ。

2016年8月8日月曜日

13の月の暦について思うこと。占いや鑑定は危険。「13の月の暦」と「マヤ暦」は別物。

件名のことについて、混乱があるようなので、はっきり書いておきますね。


13の月の暦はホゼ・アグエイアス氏が考案したもの。
マヤ暦はメキシコやグァテマラの先住民族や現地人が使うローカルな暦。
別物です。
ホゼは自身の考案した暦を「マヤ暦」と呼んだことは一度もありません。
安易に、原典を辿らずに略称を語る「楽で便利な暮らしを望む思考回路」がこのような事態を生んでいると感じます。

最低限、彼の語る言葉を、以下のページの内容くらいは押さえておいたほうがいいでしょ
う。ここを踏まえない講座やセミナーは、陰陽理論を無視してマクロビオティックを教えること、聖書を無視してキリスト教を語ることのようなもので、要注意です。
http://panlibrary.org/index.php?page=7days_day1


そして以下は、コズミック・ダイアリーのサイトから抜粋させて頂いています。
これも、当たり前すぎるけど、大切なこと。
当たり前すぎるけど、結構多い、「マヤ占い」「マヤ鑑定」。
悲しい話です。
http://jose.cosmic-diary.jp/13moon-uranaidehanai.html
・・・
ホゼ・アグエイアスが最後に来日した時に残したメッセージです。
マヤ暦を占いだと思っている人も、実は多く、それは、「13の月の暦」を、
マヤ暦占いやマヤ鑑定として伝える人が多くいるからです。
それが、ホゼの「13の月の暦」の正しい解釈ではなく、まったく、逆の方向を向いており、
ホゼの意図とも、「13の月の暦」が伝える「マヤの叡智」とも、かけ離れたものであることを知らない人もたくさんいます。
その人たちへのメッセージです。

ホゼ本人が語る内容も、「無」になって、聞くことができないとしたら、
その方は、どうやってエゴから離れて、進化することができるのでしょう。
「13の月の暦は、占いではない」で検索してください。  
http://bit.ly/kBoAU7 (←youtube動画)

13の月の暦を占い的な解釈のもととして使っているのであれば、
その方はこの暦が意味することを全く理解していない状態であるし、
あるいは理解しながらも、乱用していたとしたら、それは全くもって間違った行為である。        

ホゼ・アグエイアス

・・・

そして以下は僕の考え。
北海道でマヤ占いやマヤ鑑定が横行しているという相談を受けて、書き下ろしたものです。

北海道においても、マヤ暦と13の月の暦が混同されて理解されていたり、鑑定のような形で広まっている現状があると聞きます。

13の月の暦を作ったホぜ・アグエイアス氏は「他人を鑑定したり占ったりすることや、それに依存する行為は、私の望むことと逆を行くあり方だ」と語っていました。

本当に彼が望んでいたのは、それぞれが「自由意思」を使って自分の時間を生きること。
人工的な時間軸を抜け出して銀河時間にチューニングを合わせること。
具体的な毎日の暮らし方、心身とのふれあい方を通じてそれらの意識を取り戻していく「あり方の見直し」をこそ勧めていました。
僕自身、心身の調律、ヴィジョンクエストを進める上でのガイダンス、直感やシンクロ二シティの強化などの具体的な実践のためのツールとしてホゼのツールを活用させてもらってきました。

13の月の暦に限らず、道具の作られた意図を正確に伝えず、表面的な占いや鑑定に依存するのはとても危険なこと

そしてそのような状況が現在の日本のそこここで生まれている事も、権威主義的、教条的、他者依存的な精神構造を集団で強化してきた日本という社会が孕んできたひとつの業のような、起こるべくして起こっているリアリティであるのかもしれませんね。
このような状況自体が、ひとつの必然的なプロセスであり、恩恵でもあると思います。

今おこっていることに対する共感的、絶対肯定的な観点から、愛をもって受け止め、ここから何を学び、どのようにシフトしていけるのかを味わいながら、そこにできる「銀河的貢献」をコラボレートしていきましょう。

これからは、これらの現状について、そしてホゼから学んだ現実と、自分の人生から実感、体得してきた現実とを、否定やアンチテーゼ、バッシングを超えたところで語る機会を、必要性と流れを感じたときのみ、作っていきたいと思います。

ホゼと、ホゼと共鳴しあう銀河存在への最大限のリスペクトをこめて、僕の受け取ったギフトをペイフォワードしていきたいという意識からの企画です。

13の月の暦の成り立ち、そこに込められたメッセージ、そして使い方、、原典、原点に触れながら、そこから歩む道について分かち合いましょう。
マヤとつながるシンプルでディープな世界観を、みなさんと共有できることを楽しみにしています。

イン・ラケッチ!
I am another yourself !

2016年7月28日木曜日

「RadioActive Radio extra.10」心身の健康と社会活動 ~身体という小宇宙~

皐月の満月と夏至を経た6月22日、福岡県浮羽にて「RadioActive Radio extra.10」を収録してきました。

テーマは「心身の健康と社会活動 ~身体という小宇宙~」

ゲストは、マクロビオティックの講座や断食合宿などを全国で行い、精力的に執筆活動をされている岡部賢二さん。

糸島に暮らす共通の友人である松本亜樹さんと一緒に、腸内環境と自然環境の関係、思考と食生活の関係、社会活動と養生について語らいました。ぜひお聞きください!


■岡部賢二(おかべ ・けんじ)
1961年生まれ。日本玄米正食研究所所長。フードアンドメディカルコンサルタント。正食協会講師として活躍後、2003年に福岡県の田舎に移り住んで日本玄米正食研究所を開設。農業の勉強のかたわら、保育園や幼稚園、学校、病院、自然食品専門店、オーガニックレストラン、企業などで、食育を中心に講演活動を行っている。また、陰陽五行と気・血・水の考え方と、深層心理学をとり入れた独自の健康指導で多くの人を指導している。2005年『ムスビの会』を発足し、プチ断食セミナーやマクロビオティック指導者養成講座などで全国を回っている。著書に「マワリテメクル小宇宙~暮らしに活かす陰陽五行」(ムスビの会)、「月のリズムでダイエット」(サンマーク出版)、「心とからだをキレイにするマクロビオティック」(PHP出版)などがある。趣味は畑仕事。

2016年7月27日水曜日

カンパのご協力お願いします! 海旅Camp2016への思い

僕が大阪中津に冨貴工房を立ち上げた大きなきっかけは、2011年3月11日の東日本大震災と福島第一原発事故です。

当時の僕は、原発事故によって振りまかれた放射性物質による身体への影響の大きさを考え、体の免疫力や解毒力を高めていく為の実践を本格的に始める場を作る必要性を感じていました。

こればっかりは「やるべきだ」とか「みんなでやろうよ」と呼びかけてどうこうなるものではないし、みんなが「やろう」と言ってくれるまで待ってもいられないと思いました。

なぜなら、放射性物質はすでに僕の体を蝕んでいると、実感していたからです。

僕はもともと、虚弱体質です。
生まれてすぐに百日咳、風疹、麻疹を患い、物心ついた時には重度の気管支喘息。
中学校を卒業するまで、毎食後に飲む薬を手放した事はなく、毎月のように夜中に病院に運ばれ、毎年入院を繰り返し、今以上に痩身だった僕は「マッチ棒」と呼ばれたりしていました。

僕がしきりに養生養生と言うのは、自分の体の虚弱さを知っているからです。

5年前、放射能汚染事故が起きたあと、風評被害を起こしたくないのでどの場所とは言いませんが、放射能ホットスポットと呼ばれる土地を訪ねた後に体調が崩れるという経験を繰り返し「明らかに自分は被ばくしている」と感じました。

そして、被ばくの影響は、短期的には、ごく一般的な生活をしていたら気づきにくいだろうな、とも思いました。

特に急性の被ばくは、二日酔いのだるさと見分けをつけるのは難しいと思ったし、化学物質や添加物を常食している人にとっては、それの影響と放射能の影響を区別することは難しいだろうな、と思いました。

透明の水に色水を垂らしたら、すぐに気づく。

でも、すでにたくさんの絵の具を入れて濁った水の中に一滴の色水を垂らしても、色の変化には気づかない。

気づかぬうちに、少しずつ身体が蝕まれていく可能性。
生まれたての、濁っていない水を持つ子どもたちから影響が出てくる可能性。

これらを体感しながら何もしないという事は出来ませんでした。

誰も分かってくれなくても「皆が気づいた時に、対策の道がない」という状況になっていくことを、黙ってみている事は出来ないと思いました。

放射能と向き合う時に生まれる恐怖心。
過度な恐怖心は、信じられる対象を求めてすがるメンタルとつながってしまう可能性がある。
この恐怖心を煽って信者を増やすような事はしたくないと思いました。

だから、放射能対策に関してはことさらに、ネット上で発信することは控え、淡々と、放射能の身体への影響と、それに対する対策を、人体実験のように自分の体を使って実践し始めた流れの中で、工房を立ち上げました。

僕に対して
「養生養生言ってるわりに、目の下にくまがあるのはなぜ?」
という質問をしてくれた人がいます。

その時はその質問を受けて「自分は否定されているんだな」と感じてしまって、うまく受け答えできませんでしたが、心身の養生を心がけていなかったら、今頃こんな風に仕事したり旅したりなんてできていないでしょう。

「喘息もアレルギー体質も一生治らない」
という言葉を呪文のように唱え続けられた幼少時代には信じられなかったような現実を今生きている、という実感があります。

・・・

僕が4歳のころ、気管支喘息が少しでも楽になるようにと、僕が生まれた千葉県松戸から、今も実家のある茨城県守谷に引っ越してくれました。

当時の守谷はその名のとおり、3つの川に囲まれた谷、田畑や沼や池も多い、自然豊かな田舎。

喘息の発作が起きない時は毎日泥だらけになって日が暮れるまで遊んでいました。

沼や池で溺れたり、山の上から落ちて怪我をしたり、怖い体験もたくさんしました。

自然の面白さと恐ろしさ、そして奥深さを肌に染み込ませた原体験をくれたのは、当時会社を立ち上げたばかりで貧しかったにもかかわらず、仕事上の負担よりも僕の健康の向上を選んでくれた父の決断のおかげでした。

今思えば、疎開保養、転地療法。

守谷から松戸まで、毎日車で2時間ほどの道のりを通勤し続け、夜中に発作が起きれば嫌な顔もせずに病院に運び徹夜で看病してくれた父。

そんな父はそんな苦労について語る事は一度もありませんでした。
たったの一度も。
それはおそらく、僕に罪悪感を与えないための思いやりだったのだと思います。

僕は恥ずかしながら、2011年の原発事故を経るまで、父の決断とその後の献身、愛の大きさに気づかずにいました。

原発事故後に始めたもうひとつの取り組みは、転地療法、疎開保養のためのキャンプの運営です。

2012年に愛知の友人たちと立ち上げた「海旅camp」は今年で5回目を数えることになりました。

このcampを通じて、子どもたちが健やかに過ごせる環境を作る事の意味の大きさを、改めて実感しています。

放射能から子どもを守りたいと願う人達であれば誰でも参加できるキャンプ、福島県内在住などといった参加資格を設ける事のないキャンプとして毎年30人〜40人ほどの親子を受け入れてきました。

回を重ねるごとに、自然の中で過ごすことや健康に配慮した食事を摂る事による健康状態の向上だけでなく、共同生活を通じてこれからの生き方を見つめなおしたり、それぞれの思っていること、感じていることを受け止め合う事によって心の健康を向上させる事など、保養キャンプには目に見えない様々な利点があることを感じています。

しかしその一方で、それらの効果は目に見えにくいものです。

僕が幼少時代にもらったもののように、それらの価値を言葉で説明することは難しいと思っています。

また、キャンプ参加者のプライバシーを踏まえるとキャンプ中に起こった事を広めにくい事などもあり、世間一般には保養の現場の空気感や必要性は伝わりにくく、保養という言葉が風化してしまっているような気がしています。

それにともない、キャンプの運営費を捻出することが年々厳しくなっています。

今年の海旅campは8月13日〜17日の4泊5日で100万円ほどの経費がかかります。

この経費はスタッフの持ち出しとカンパでまかなっていますが、今年は7月末の時点で60万円ほどが不足しています。

私たちは、これから20年以上にわたって保養という取り組みの継続が必要ではないかと思っています。

そして、私たちのおこなっている試行錯誤がこれから長い年月をかけて放射能と向き合っていくための、小さくとも確かな実践の場になっていくと思っています。

今までは、自分たちの努力でなんとかしていこうと思ってきましたが、今は少し考え方が変わってきています。

ひとりの覚悟、ごく少数の人達の苦労によって事を成就させていくのではなく、皆で手を取り合って、少しずつ気持ちを持ち寄って支えあっていくこと。

その環を広げていくこと。

そのために「分かってもらえないかもしれない」という諦めを乗り越えて、自分たちが大切だと思うものについて、語り続けていくことを、していきたいと思います。

一人の父の覚悟、ではなく、皆で支え合うことで、この現状を乗り越えて行きたいと心から思います。

恥ずかしながら私たちは、今年のキャンプを実現するための運営費を賄う事もできないままに今に至っています。

そんな私たちですが、保養の現場を作りたいという気持ちは萎えることなく持ち続けています。

改めて、私たちの取り組みを支えてくれる方を求めています。

どうか、力を貸してください。

よろしくお願いします。

・海旅キャンプ支援金口座
ゆうちょ銀行(店名)ニ一八 普通 4818236 ウミタビキャンプ
郵便振替 記号12100 / 番号 48182361 ウミタビキャンプ

2016年7月18日月曜日

明日から夏の土用に入ります!

明日から夏の土用に入ります。
一年で最も暑く、湿気の多い時。
つまりここから暑さも湿気も折り返す。
極まって転ずる転換。
手綱握って、地に足つけて、肚に気を入れる。
センタリング、グラウンディングの18日間。
・・・
土は五行の中央。
図にするとこんな感じ。
 火
金土木
 水
燃え上がる火と源に下がる水、火水(かみ)の媒介。
生育して上昇する植物と磨き清められ鎮んでいく鉱物、木金の媒介。
・・・
死滅を促す腐敗の力と、生育を促す発酵の力の共存する土。
死と再生を司る媒介が土。
去りゆく季節を殺し、来る季節を生かす力。
夏の土用はその中でも大きな転換にあるが故に、
裏鬼門と呼ばれる未の土用。
その近辺には、夏越の祓、七夕、盆会、お中元、暑中見舞い、土用丑の鰻など、心身や神仏に関連する行事が相次ぐ。
ちなみにその裏は冬の土用、鬼門の土用、丑の土用。
その近辺には、大晦日、正月、初詣、御歳暮、年賀状、七草粥など、同じく心身や神仏に関連する行事が相次ぐ。
立春(現2月3日頃)前後と、立秋前後(現8月7日頃)が大きな転換点と見てきた先人のセンス。
時間軸をマワリテメクル円環、螺旋として捉え、星々の自転と公転を日月年として体感してきた先人のセンス。
・・・
土は内蔵で言うと「脾」と「胃」つまり消化器系。
外界からやってきた食べ物たちを、内界と融合させるための化学反応を促す。
内臓の働きのセンター。
「やる気」「元気」の「気」を作る臓器が脾、胃。
消化に優しい日々を。
よく噛んで食べる日々を。
白砂糖、人工甘味料は脾の気を弱める。
火を入れた南瓜、玉葱、キャベツ、自然の甘みは胃に優しい。
玄米甘酒は天然の点滴。
美味しい味噌汁。
甘みのある麹を使った調味料。
乳酸発酵の甘みを漬物から。
・・・
「匕」は、火、日と同義。
命を燃やす炎の源。
ヒカリ、ヒト、タマシヒ。
「イ」は、意、居、生と同義。
ここで思うこと、ここにあること、ここに生きること。
意思、意図、祈り、意識。
心身の中央にやどる炎とのつながりを強化する期間が季節と季節をつなぐ土用。
・・・
明治初期「陰陽五行は迷信とする」という政策が取られるにようなって以来、まさに怪しいものとして片付けられた知恵の数々。
鍼灸
整体
漢方
民間療法
世界各地で行われてきた魔女狩り
オカルト弾圧
カルト差別
それらと繋がることに対する過剰な恐怖を煽るプロパガンダ
「世間一般的に言われていること」
のみを信じたほうが安全に生きられるという信仰の流布。
・・・
何千年もの間活かされ磨かれてきた土用の知恵。
年間七十二日間ある土用の叡智が、
たった1日しか認識されず、しかも鰻食べて終わりって、悲しすぎる。
この春、土用についての本を書くために古書を読み漁る中で、埋もれてしまったもの、消えてしまったものの尊さと大きさを改めて思った。
失ってしまったものは、とんでもなく大きい。
でも、1/72は、ゼロじゃない。
ここから少しずつでも増やしていけると思うと、伸びしろだらけだ。
日本列島に眠る心身霊を強め健やかにする知恵はまだ消えていない。
私たちひとりひとりが、心や体や土をどのように取り扱うのか。
その積み重ねが、知恵となっていく。
・・・
土によって活かされていることへの感謝をあらためて。
肚の中の内分泌液、酵素、微生物たちの微細で愛に溢れる働きのおかげで、私たちは生かされている。
生きる意思、感謝の祈り、大いなる生命の営みへの畏敬。
生の源とのつながりを深めるとき。
有り難く生きていきましょう。
皆さんの土の気が健やかでありますように。
養生!